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パブに行ってイギリスのローカルな体験をしよう!パブのマナーや注文方法もご紹介!

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パブは、イギリス人にとって気軽にお酒を飲みながら、会話を楽しめる憩いの場です。パブの親しみやすくリラックスした雰囲気は、会話をする相手との距離を近づけ、仲良くなるきっかけになるでしょう。

本記事では、パブでのマナーや注文方法、パブで使えるフレーズなど、実際にパブに行くときに役立つ情報をまとめました。パブについて少しでも知っておくことで、初めてパブに行く方でも十分に楽しめます!

目次

パブとは

パブとは、19世紀からあるイギリスの重要な文化の1つで、「Public House」の略です。

パブは、お酒や食べ物を提供する場所でありながら、会話を楽しむ社交場としても利用されてきました。イギリス全土に数多くのパブがあることから、地元の人にとって身近な存在であり、パブは「Local」とも呼ばれています。

パブとバーの違い

パブの店内は、親しみのある落ち着いた雰囲気により、子供から大人まで幅広い世代を惹きつけます。

木でできた家具や暖色ライトにより、温かさを演出し、定番のフード・お酒が楽しめます。

一方、バーの店内はスタイリッシュで、にぎやかな雰囲気を演出することで、若者が楽しめる雰囲気になっています。

豊富なクラフトビールやおしゃれなカクテル、美味しい軽食が楽しめます。

パブの種類

経営形態
Local Pubs

ビールの醸造所や個人経営のお店。地元のコミュニティーに根付いています。

Chain pubs

パブのチェーン店。有名なチェーン店は、Wetherspoons(ビールやフードが安い)、Greene King(ロンドンや国内の小さなパブが経営。店ごとにメニューが異なる)、Stonegateなどがあります。

【コンセプト】
Sports pubs

お酒を飲みながら、ラグビーやサッカーなどのスポーツ観戦を巨大スクリーンの前で楽しめるパブ。ビックマッチの時は、活気のある雰囲気になります。

Microbreweries

自らが醸造したビールを提供しているパブ。地元のユニークなクラフトビールや、ビール醸造所のツアーも楽しめます。

Gastro pub (Posh pub)

リラックスしたパブの雰囲気に、ハイクオリティな美味しい料理が楽しめます。パブは、カウンターに行って注文するのが一般的ですが、Gastro pubは座席で注文をします。

なぜイギリスのパブに行くべきなのか?

初対面の人と会話を楽しめる

個人のプライバシーを重要するイギリス人にとって、パブのカウンターは面識のない人と会話をする数少ない場です。

天気やサッカーの得点についての軽い話から、ニュースや政治についての重い話までいろんな話題が話されます。

しかし、いきなりパブに行って英語を話すことに抵抗があるかもしれません。パブに行く前に英語に慣れておくことで、不安なくパブの空間を楽しめます。

下のリンクから、初心者でも挫折することなく続けられるオンライン英会話を紹介していますので、ご参考にしてください。

パブでよく使われるフレーズ

Cheers!:乾杯の時に言う。

A round:「ラウンド」という飲み物や食べ物を順番に奢る、イギリスの文化。
例 I’ll get the next round.(次は、私がみんなに奢るよ。)
  Whose round is it?(次は誰が奢る?)

On me:私に奢らせて、という時に使う表現。
例 Have a beer on me.(私が奢るよ。)
  The next round is on Martin.(次、奢るのはMartinね。)

地域コミュニティとパブのつながりを感じられる

親しみのある家庭料理やお馴染みのビール、温かい雰囲気のあるパブは、リラックスできる空間であり地元の人々に「第二の家」として愛されています。

パブは、地元のお酒や食材を提供したり、地元住民が参加するイベントを開催していることから、地域コミュニティを支えている面もあります。

パブによっては、音楽ライブやクイズ・カラオケ大会などが楽しめるイベントもあるので、イベントがある日を狙って、パブに行ってみるのもおすすめです。

ローカルなお酒や食文化を堪能できる

パブでは、イギリスで定番のお酒や食べ物が楽しめます。

下で紹介しているのは、どのパブにでもある定番のメニューです。

【Beer】

Lager

イングランドで一番売れているビール。冷たい温度で提供され、さわやかな飲みごたえがあります。
Fosters IceやStella Artois、Becksといったビールメーカーが有名です。

IPA(India pale ale)

イギリスのIPAは、強い麦の風味と強い苦みが特徴的です。

Pale ale

麦の風味は弱めで、フルーティーな味わいがあります。アルコールは弱いです。

Bitter

伝統的なイギリスのビールで、Aleとも呼ばれています。苦いテイストを持ち、常温で提供されます。

Stout (Porter)

ダークな色で、スモーキーなビール。アルコールは強い。

【Bar food】

Crisps(ポテトチップス)、Peanuts(ピーナッツ)、Pork scratchings(豚の皮を油で揚げたスナック菓子)が定番メニュー。

イギリスのパブでの注文方法・マナー

カウンターで注文をする

イギリスのパブは、テーブルでの注文ではなく、カウンターに行って注文をします。
複数人でパブに行く場合、1人がまとめて注文、お会計をします。
イギリスには「Round」という順番に奢りあう文化があるので、奢る人が注文するといいでしょう。

注文したら、飲み物がもらえるまで待ちます。待っている間に、カウンターで飲み物を待っている人と話してみてもいいかもしれません。

飲み物をもらったら、お会計をし、テーブル番号が書かれたカードがもらます。フードは後でテーブルに店員さんが持ってきてくれます。

注文をするときに使うフレーズ

ビールは、A pint(約500mlまたはHalf a pint(約250ml)から選べます。

Pint of bitter (or lager), please.(1パイントのビールください。)

Half a (銘柄), please.((銘柄)のハーフパイントのビールください。)

Mind your back.(後ろ気を付けて。飲み物を運んでいるときに注意を促せる。)

友達を誘う時に使うフレーズ

Would you like to come out for a beer?(飲みに行きませんか?)

Do you fancy a pint?
飲みに行かない?(フレンドリーで、イギリスっぽいニュアンス)

Are we all having a roast* here next weekend, yea?
来週ここでランチしない?(フレンドリーで、イギリスっぽいニュアンス)
have a roast:イギリスでは日曜日のランチにローストしたお肉を食べるのが一般的。

友達に注文を促すときに使えるフレーズ

What would you like to drink?(何か飲みたいですか?)

Would you like another drink?(他の飲み物、飲みたいですか?)

最後にまとめて、お会計をしたい場合

I’m going to be here a while. So I’d like to start a tab, please.

しばらくここにいるつもりです。なので、つけ払いにしてもらいたいです。

下の記事で、イギリス人の性格・国民性やパブでの会話例も紹介しているので、ご参考にしてください!

イギリスの基本的な食事マナー

パブは、カジュアルな雰囲気のお店なので、細かい食事マナーは求められないと思いますが、周りの人が気持ちよく飲食ができるように、7つの食事マナーを知っておきましょう。

1.大声で店員さんを呼ぶのはNG

お金や空のグラスを手に持って、カウンターに肘をかけておき、「待っているよ」ということを伝えます。店員さんと目が合ったら、注文をしましょう。

2.鼻をすするはNG(食事以外の時もNG)

「Excuse me.」と言って、ティッシュで鼻をかみましょう。

3.口に食べ物を含みながら、話すのはNG
4.温かいスープをすすったり、息を吹きかけ冷まして飲むのはNG

スープの飲むときは、お皿を持ち上げずに、スプーンで手前から奥にすくって飲むとスマートに見えます。

5.ナイフは右手、フォークは左手で持つ

途中でナイフとフォークを持ち替えずに食事をしましょう。食事の途中でカトラリーを置くときは、お皿の上に八の字に置き、食事を終えたときは4時の方向に揃えて置きます。

6.お肉などは、ナイフで1口サイズに切って食べよう
7.テーブルの遠くにあるものは、近くの人に取ってもらおう

テーブルの上に乗り出さずに、「Could you pass me the ***?」と声をかけて、近くの人に調味料などを取ってもらいます。また、食べ物をシェアするときは、右回りでシェアします。

まとめ

イギリスのパブを楽しめるように、基本的な食事マナーや注文方法などをまとめました。日本の居酒屋のように、気軽にお酒や会話を楽しめるお店なので、イギリスに訪れた時は、パブにカジュアルな気持ちで行ってみてください!

イギリスに留学やワーホリで来ている方だったら、ルームメイトや学校で知り合った友達をパブに誘ってみてもいいかもしれません。

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